かゆみ
かゆみの改善策
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どうしてかゆくなるんだろう?
なんで、かいちゃダメなんだ?? かゆみってなんで出て来るんだろう?
ここでは、皮膚の果たす役割と、かゆみ―掻破(皮膚を引っ掻く)の悪循環についてみてみましょう。
皮膚は、表皮、真皮、皮下組織という3つの層からできています。 皮膚の一番外側で最も薄い層である表皮は、外部からの有害物質が体の中に侵入するのを防いだり、体内の水分などを保つ役割を果たしています。 真皮には細胞は少なく、その重さの7割はコラーゲンとよばれる線維性のたんぱく質で構成され、皮膚の強さを支えるもととなっています。 この真皮内には痛みやかゆみを知覚する神経、皮脂を分泌する皮脂腺、汗を分泌する汗腺(エクリン腺、アポクリン腺)、毛包などの組織があります。 皮下組織は皮下脂肪を蓄え、外部からの衝撃を和らげるクッションの役割を果たしています。 かゆみが起きる詳しいメカニズムはまだ分かっていません。 ひとつには、皮膚に存在する肥満細胞と呼ばれる細胞から分泌されるヒスタミンがかゆみを引き起こす重要な役割を果たすことが知られています。 ヒスタミンは、痛みやかゆみを知覚する「知覚神経」に作用し、その刺激がかゆみとして脳に伝えられると同時に、その刺激は逆行性に神経終末にも伝えられ、神経ペプチドと呼ばれる神経伝達物質を放出させます。 この神経ペプチドはまた、肥満細胞を刺激し、ヒスタミンを分泌させるのです。 「かゆいから掻く」といった刺激は、皮膚が敏感な方の知覚神経を刺激し、神経ペプチドを放出させ、さらにかゆみ物質ヒスタミンの分泌を促してしまいます。 そのため、どんどんかゆみが拡がっていくという現象がみられると考えられています。
かゆみをコントロールする
正常な皮膚 水分と皮脂によるバリア機能が保たれた状態。
ドライスキン 皮膚の表面から水分・皮脂が失われた状態。
また、皮膚の乾燥(ドライスキン)も原因のひとつと考えられています。 正常な皮膚の表皮は、水分と油分(皮脂)によって外部から異物が侵入するのを防ぐバリア機能を果たしています。 ドライスキンでは、皮膚の表面から水分や油分が失われ、外からの刺激に無防備な状態になっています。 つまり、ちょっとした刺激に対しても敏感に反応し、かゆみをもたらすのです。
かゆい時に掻くと気持ちがいい・・・・無意識に皮膚を掻いてしまう・・・ そんな経験はありませんか?
皮膚は外界からの刺激や異物をブロックするバリアの役割を果たしています。 かゆいからといって、皮膚をポリポリ掻きつづけると、 皮膚の表面にキズがつき、バリア機能が失われてしまいます。 すると、ちょっとした刺激にも敏感になり、異物も入りやすくなってしまいますので、 さらに炎症が起きてしまい、いっそうかゆみが強くなってしまうのです。
これがかゆみ―掻破(皮膚を引っ掻く)の悪循環なのです。 掻かないための対策について理解し、かゆみをコントロールすることが大切です。
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